コスタリカ・コロン

コスタリカ・コロン
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コスタリカ・コロン(Colón Costarricense)はコスタリカの通貨. 補助通貨単位はセンティモで、100センティモ=1コロンであるが、現在センティモが使われることはない.

コロンは1896年、コスタリカ・ペソに代わって導入された. 1917年から1919年にかけては、補助通貨単位はセンティモではなくセンターボが使われていた.

2016年3月22日現在100コスタリカコロン=20.9709円

1897年から1917年にかけて、最初のコロン硬貨が発行された. 1897年には、2、5、10、20コロン金貨と50センティモ銀貨が鋳造された. ついで1903年には2センティモ白銅貨が、1905年には5,10センティモ銀貨が発行された.

1917年から1919年にかけて、センティモではなくセンターボ硬貨が発行された.

1925年には25センティモ銀貨が発行され、1935年には25,50センティモ、1コロン白銅貨が発行. 1937年には発行元がコスタリカ国立銀行に、1951年にはコスタリカ中央銀行に代わった. 現在流通しているコインは5, 10, 20, 50, 100、500コロンである.

  • コスタリカ
    コスタリカ共和国(コスタリカきょうわこく、República de Costa Rica)、通称コスタリカは、中央アメリカ南部に位置する共和制国家. 北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋、北はカリブ海に面している. 首都はサンホセである. 国土面積は51,060 km2で、人口は約500万人である. 首都であり最大都市であるサンホセには推定333,980人が住んでおり、周辺の都市圏には約200万人が住んでいる.

    中央アメリカにおいては数少ない、長年にわたり安定した民主主義政治を維持している国で、高い教育を受けた労働者が多いことでも知られている. 教育予算が国家予算に占める割合は、世界平均が4.4%であるのに対し、同国はおよそ6.9%(2016年)である. かつては農業に大きく依存していたが、現在は金融、外資系企業向けサービス、製薬、エコツーリズムなど多角的な経済活動を行っている. コスタリカの自由貿易地域(FTZ)には、多くの外資系製造業やサービス業が進出しており、投資や税制上の優遇措置の恩恵を受けている.