アンティル・ギルダー

アンティル・ギルダー
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アンティル・ギルダー(Antilliaanse gulden)は、カリブ海のキュラソーおよびシント・マールテンで使用されている通貨である.

かつてはオランダ領アンティルで使用されていたが、キュラソーとシント・マールテンの自治領離脱に伴いオランダ領アンティルが解体されたことを受けて、オランダ本国の特別自治体となったBES諸島(ボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島)では2011年に使用が停止され、現在は米ドルが使用されている.

通貨価値は1.79ギルダー=1米ドルである.

  • キュラソー
    キュラソー(Curaçao 、パピアメント語: Kòrsou、クラサオともいう)は、オランダ王国の構成国. ベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置する島であり、面積は444km2. 人口152,379人(2022年)で、首都はウィレムスタット.

    キュラソー (Curaçao) という地名の由来については、先住民たちが自分たちを指す言葉であったという説がある. 初期のスペイン語文献が先住民を Indios Curaçaos と記していることは、この説を支持するものとなっている.
  • シント・マールテン
    シント・マールテン(Sint Maarten )は、カリブ海のリーワード諸島(小アンティル諸島北部)にあるセント・マーチン島(オランダ語名: シント・マールテン島)の南半部にある、オランダ王国の構成国.