イタプア県 (Departamento de Itapúa)
県名は、グアラニー族の県都エンカルナシオンの呼び名に由来する. itá は岩もしくは石、Punta は先という意味で、「岩石の一角」となる.
パラグアイ東部地方の南東に位置する. 北でアルト・パラナ県およびカアサパ県と、南でパラナ川対岸のアルゼンチンのミシオネス州、コリエンテス州と、東で同じくアルゼンチンのミシオネス州と、西でパラグアイのミシオネス県と隣接する.
気候は湿潤な準熱帯性だが気温は低めで、平均気温は15度、40度に達することもあれば-3度にまで下がることもある. 年間降水量は1700ミリ近くで、7月と8月を除いて一年中観測される.