ウィスコンシン州 (Wisconsin)
愛称は「Dairy Country(酪農の国)」または「The Badger State(あなぐま州)」. アメリカアナグマ(バジャー)は州のシンボルでもあり、19世紀前半、ウィスコンシン州が国内の鉛の半分以上を産出した鉛ラッシュ時代に、鉛鉱山で働く鉱夫とその家族が地上に住居が完成するまで坑道に住んだことから「アナグマ」と呼ばれたことが元になっている.
州の名前はウィスコンシン川に由来し、「ウィスコンシン」は、インディアン部族オジブワ族の言葉で「赤い石の地」を意味する「Miskwasiniing」がフランス語風になまった言葉が元になっているとされる.
1673年、フランス人探検家ジャック・マルケットがヨーロッパ人としては初めてウィスコンシン川に達し、その日誌に川の名前を Meskousing と記録した. 後のフランス人探検家がその綴りを Ouisconsin と改変し、その後の年月を経てこれが川と周辺地域のフランス語による名前となった. 19世紀初期にイギリス系の移民が多くこの地域に入ってくるようになると、その名前を英語風の綴りに変え、Wisconsin となった. 1845年にウィスコンシン準州が設立されたときに、その議会によってこの綴りが公式のものとされた.
「ウィスコンシン」に対応するインディアンの言語も、元々の意味も曖昧になってきている. 諸説ある中で最も支持されている説は、川とその岸にある赤い砂岩を指すというものである. マイアミイリノイ族の言葉に Meskousing があり、「赤く横たわる」という意味である. これはウィスコンシン・デルの赤みを帯びた砂岩の横をウィスコンシン川が流れる様子を表現している. その他の説ではオジブウェー語で「赤い石の場所」、「水が集まる所」、あるいは「大きな岩」を意味するとしている.
地図 - ウィスコンシン州 (Wisconsin)
地図
国 - アメリカ合衆国
アメリカ合衆国の国旗 |
アメリカ合衆国(United States of America)の頭文字を取って「U.S.A.」もしくは「USA」、合衆国(United States)の頭文字を取って「U.S.」もしくは「US」、または単にアメリカ(America)とも称される.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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USD | アメリカ合衆国ドル (United States dollar) | $ | 2 |