ウィントフック (Windhoek)
同国のほぼ中央に位置し、標高1655メートルの高地に存在する.
1885年にドイツ帝国軍がこの地域を占領し、1892年よりドイツ領南西アフリカの首都となった. ナミビアの商業、工業の中心地である. 市街は小さく、周囲は砂漠に囲まれており、降水量は少ない. 教会や図書館、美術館などが整備され、中世ドイツ風の建物が現存し、清潔できれいな街並みとなっている. ショッピングモールがいくつか建っている.
都市名「ウィントフック」は、アフリカーンス語で風の曲がり角(Wind Hoek、windy corner)を意味する.
地図 - ウィントフック (Windhoek)
地図
国 - ナミビア
ナミビアの国旗 |
当初ドイツ(一部イギリス)が植民地とし、植民地時代の名称は南西アフリカ. 第一次世界大戦以後は南アフリカ連邦の委任統治下に置かれていたが、第二次世界大戦後の国際連盟解散を機に南アフリカが国際法上違法な併合を行った. 南アフリカの統治時代には同様の人種隔離政策(アパルトヘイト)が行われ、バントゥースタン(ホームランド)が置かれた. その後、1966年にナミビア独立戦争が始まり、1990年に独立を達成した.