カムチャツカ地方 (Kamchatka Krai)
首府はペトロパブロフスク・カムチャツキー. 下級行政区画として、北半分にコリャーク管区(中心地:パラナ)が設置されている. コリャーク管区を除く地域は面積 17万1300km²、人口 31万1000人、人口密度 2人/km².
かつてはこの地域にカムチャツカ州が置かれており、現在のコリャーク管区はコリャーク自治管区として、カムチャツカ州に属しながら別個の連邦構成主体だった. 2005年10月23日に投票によりカムチャツカ州とコリャーク自治管区の合併が決定され、2007年7月1日にカムチャツカ地方が成立した.
この地域は、カムチャツカ時間を使用している. 時差はUTC+12時間である. 2010年3月28日まではカムチャツカ時間を使用し、時差は通常はUTC+12時間、夏時間はUTC+13時間であったが、ドミートリー・メドヴェージェフ政権による国内時間帯の削減策(「時の改革」)によりマガダン時間に統合された. 2011年には従来の夏時間が通年で適用されるようになった. この改革に対して、ペトロパブロフスク・カムチャツキーでは反対デモが発生した(詳細は「カムチャツカ時間」を参照). しかし、2014年10月26日にマガダン時間が廃止され、カムチャツカ時間が復活した. 時差はそのまま通年UTC+12となった.