地図 - トロンデラーグ (Trøndelag)

トロンデラーグ (Trøndelag)
トロンデラーグ/中部地域(ノルウェー語:Trøndelag/trœnːdəˈlɑːɡ) はノルウェー中部の地域である. 北トロンデラーグ県と南トロンデラーグ県の2県から成る. かつては北モレとロムスダル、ビンダルを含み、今でも住民はトロンデルスク方言に近い言語を話す. 中部地域とムーレ・オ・ロムスダール県を合わせて中央ノルウェーと呼ぶ. トロンデラーグ出身者は「Trønder」と呼ばれる. 最大都市はノルウェーの最初の首都だったトロンハイムである. 中部地域は1804年に南北に分けられた. 2016年に両県議会の投票が行われ、2018年に合併した.

鉄器時代、中部地域は「フルキ」と呼ばれる小王国に分かれていた. フルキは共通の法を持ち、議会(ディング)がフロスタ半島で開かれていた.

ハーコン王時代(838年~900年)、ラデのアールが中部地域を治めていた. ラデはトロンハイム東部に有り、トロンハイム・フィヨルドに接している. アールは1030年までノルウェーの政治で重要な役割を果たし続けた.

ラデのアールは であった.

* Håkon Grjotgardsson:初代ラデのアール

* Sigurd Håkonsson:ハーコンの息子. Harald Greycloak に殺害された.

* ハーコン・シグルザルソン:シグルドの息子. ハーラル1世と協力しHarald Greyhideに対抗した. のちにハーラル1世の家臣となったが、実際はノルウェーの独立した統治者だった. オーラヴ1世が登場するとハーコンは権力を失い、995年に自分の奴隷のTormod Karkに殺害された.

* エイリーク・ハーコナルソン:ハーコンの息子. スヴェン1世の支配下で、1000年~1012年の間弟のスヴェンと共にノルウェーを統治した.

* Håkon Eiriksson:エイリークの息子. スヴェン1世の下で、1012年~1015年の間ノルウェーを統治した.

1658年、中央ノルウェーはロスキレ条約によってスウェーデンに割譲され、カール10世が統治した. 1660年、コペンハーゲン条約によって中央ノルウェーはデンマーク=ノルウェーに返還された. この2年間でスウェーデンは中部地域で2000人の男を徴兵した. 15歳以下の少年もスウェーデン軍に入れられ、ポーランドやブランデンブルクと戦った. カール10世は中部地域住民がスウェーデンに反乱を起こす事を恐れ、男の大部分を除去するのが安全策だと考えた. 帰還出来た男は1/3だけで、スウェーデンのエストニア州に分割統治の為に移住させられた者もいた. 
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国 - ノルウェー
ノルウェーの国旗
ノルウェー王国(ノルウェーおうこく、Kongeriket Norge/Noreg)、通称ノルウェーは、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島西岸に位置する立憲君主制国家である. 首都は半島南端部に存在するオスロ・フィヨルドの奥に形成された港湾都市のオスロ. 東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接している. 欧州連合(EU)には非加盟である.

地理としては国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、すなわちスカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している. 海岸線には、多くのフィヨルドが発達する. このほか、ノルウェー本土から約1,000キロ離れた北大西洋上のヤンマイエン島は固有の領土の一部として領有され、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している. 南大西洋にブーベ島を属領として持つ.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
NOK ノルウェー・クローネ (Norwegian krone) kr 2
ISO 言語
NN ニーノシュク (Nynorsk)
NO ノルウェー語 (Norwegian language)
FI フィンランド語 (Finnish language)
SE 北部サーミ語 (Northern Sami)
Neighbourhood - 国  
  •  スウェーデン 
  •  フィンランド 
  •  ロシア 
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