マウォポルスカ県 (Lesser Poland Voivodeship)
マウォポルスカは「小ポーランド」を意味し、これに対応する「大ポーランド」とはヴィエルコポルスカ県を中心としたヴィエルコポルスカ地方である. 歴史学者ズィグムント・グローゲル(Zygmunt Gloger)によれば、これは旧い村の隣に新しい村を立てた際に旧い方と新しい方をそれぞれ「大」と「小」を冠して並び称するポーランドの習慣にしたがったものである. マウォポルスカという語はヤギェウォ朝のヤン1世がシュラフタの特権を認めたピョトルクフ法(Statuty Piotrkowskie, 1494)で初めて公文書に登場し、ポーランド・リトアニア共和国の時代になると「地方」としてのマウォポルスカは現在のウクライナ全土までをも包含する広大な地域となった.
* 市
* クラクフ (Kraków)
* ノヴィ・ソンチ (Nowy Sącz)
* タルヌフ (Tarnów)
* 郡 (powiat)
* ボフニャ郡 (Powiat bocheński)
* ブジェスコ郡 (Powiat brzeski)
* フシャヌフ郡 (Powiat chrzanowski)
地図 - マウォポルスカ県 (Lesser Poland Voivodeship)
地図
国 - ポーランド
ポーランドの国旗 |
北はバルト海に面し、北東はロシアの飛地カリーニングラード州とリトアニア、東はベラルーシとウクライナ、南はチェコとスロバキア、西はドイツと国境を接する.