ラトビア (Republic of Latvia)
ラトビアの国旗 |
北隣のエストニア、南隣のリトアニアを含めたバルト三国 は1940年にソビエト連邦に占領・併合され、ソ連崩壊に伴い独立「回復」を宣言した(ラトビアは1990年5月 ). その後は親欧米路線をとり、2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟し、2014年には通貨ユーロを導入. 2016年には経済協力開発機構(OECD)加盟国となった.
バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の一つ. 北はエストニア、南はリトアニア、東はロシア連邦、南東はベラルーシと陸上国境を接する. 国連の分類では北ヨーロッパの国である. 首都のリガは港湾都市で、バルト海クルーズの主な寄港地の一つでもある.
公用語はラトビア語である. 国民の約27%がロシア系住民で、映画・テレビ・新聞・雑誌などではロシア語も広く利用される. また、世代によっては英語またはドイツ語も話すことができる. このマルチリンガルな国の特色は外国企業の進出の要因にもなっている.
北方戦争などを経てロシア帝国支配下となったが、第一次世界大戦後の1918年11月18日に独立を宣言. ロシア革命で成立したロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(ソ連の前身)は1920年にラトビアと平和条約を結んだが、ソ連はナチス・ドイツとの密約に基づき東欧や北欧への侵略を進め、ラトビアなどは1940年に占領された(バルト諸国占領).
翌1941年、ナチス・ドイツがソ連に侵攻(独ソ戦). 緒戦の進撃でラトビアも占領されたが、ソ連軍の反攻で再占領された. その後はソビエト連邦構成共和国の一つとなり、ソ連崩壊で1990年5月に独立回復を宣言した(日本国政府による国家の承認は翌1991年9月6日、外交関係樹立は同年10月10日).
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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EUR | ユーロ (Euro) | € | 2 |