広島県 (Hiroshima-ken)
臨海部(瀬戸内海工業地域)を中心に工業(自動車産業、製鉄、造船)が発展. 広島都市圏、福山都市圏と県内に二つの大きな都市圏を持つ. 県庁所在地の広島市は政令指定都市であり中国・四国地方最大の都市である. 一方で海・山の豊富な自然にも恵まれ、農業・漁業も盛んである. このことから産業分布が日本平均に近く、県民所得も中位にあり「日本国の縮図」とも呼ばれることがある.
旧国制に倣い、大まかに広島市を中心とする県西部を「安芸」、県東部で岡山県と隣接している福山市を中心とする県東部を「備後」と呼び、現在でも方言・文化の点で一部違いを見せる(方言については広島弁・備後弁を参照のこと). ただし、近年の広島県の施策では有する都市機能と生活圏などから広島圏域(県西部)、備後圏域(県東部)、備北圏域(県北部)の3つに分ける場合も多い.
第二次世界大戦において世界で初めて核兵器による攻撃を受けた広島市を抱えることから、国際的に知名度が高い. また安芸の宮島と原爆ドームの2つのユネスコ世界遺産を有しており 、日本国外からの観光客も多い.
地図 - 広島県 (Hiroshima-ken)
国 - 日本
日本の国旗 |
全長3500キロメートル以上にわたる国土は、主に日本列島 および千島列島・南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などの弧状列島により構成され 、大部分が温帯に属するが、北部や島嶼部では亜寒帯や熱帯の地域がある. 地形は起伏に富み、火山地・丘陵を含む山地の面積は国土の約75%を占め 、沿岸の平野部に人口が集中している. 国内には行政区分として47の都道府県があり、日本人(大和民族・琉球民族・アイヌ民族 ・外国系の人々)と外国人が居住し、日本語を通用する.