魚津市 (Uozu Shi)
魚津市は、富山市の市街地より北東に約22 kmに位置する日本海(富山湾)に面した都市である.
旧越中国の一部であり、かつては北陸街道の宿場町、富山湾の港町、魚津城等城郡の城下町、寺社群の門前町、商業・産業都市として栄えた. 現在は新川地方中核都市圏である魚津都市圏の中心都市であり、富山県における7番目の人口規模.
市内の多くが立山黒部ジオパークである. 沿岸地域は世界で最も美しい湾クラブに加盟した富山湾に面し、蜃気楼、ホタルイカ、魚津埋没林(国の特別天然記念物)が有名. また、漁業が盛んであり、北洋漁業の根拠地となっている. ホタルイカが水揚げされる富山市から魚津市にかけての富山湾沿岸は、特別天然記念物に指定されている. 周辺都市に比べ大型の郊外型商業施設の出店が多い. また、あいの風とやま鉄道線と富山地方鉄道本線の乗り換えが可能なため、立山黒部アルペンルートや黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)など観光地への交通の要衝であり、乗り換え客や宿泊施設が多い.
市名は、大道、魚堵(をど)→小戸ヶ浦(をどがうら)→小戸(をど)→小津(をづ)と変わったのが、小戸ヶ浦の称していた頃の住人である高円、久和の2氏が、当地で開発した漁法によって魚が多く獲れるようになった結果、魚の産地ということで1595年(文禄4年)4月に「魚津」となったのが由来である. また現在は「うおづ」であるが、戦後すぐまでは「うをづ」と表記しており、昔は「を」を「うぉ」と発音した時期があったことから、「表記:をづ(発音:うぉづ)」から「うおづ」になった可能性がある. 一部の地元住民の発音では「うぉーづ」と聞こえる. ローマ字表記ではUODU(うおづ)ではなく、UOZU(うおず)となる.
市のマスコットキャラクターは「ミラたん」で、2012年の市制60周年に合わせて一般公募により採用された.
地図 - 魚津市 (Uozu Shi)
地図
国 - 日本
日本の国旗 |
全長3500キロメートル以上にわたる国土は、主に日本列島 および千島列島・南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などの弧状列島により構成され 、大部分が温帯に属するが、北部や島嶼部では亜寒帯や熱帯の地域がある. 地形は起伏に富み、火山地・丘陵を含む山地の面積は国土の約75%を占め 、沿岸の平野部に人口が集中している. 国内には行政区分として47の都道府県があり、日本人(大和民族・琉球民族・アイヌ民族 ・外国系の人々)と外国人が居住し、日本語を通用する.