ボネール島 (Bonaire)
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行政上のボネールの領域にはボネール島のほか、クレイン・ボネール島などの属島も含まれる. オランダの特別自治体(bijzondere gemeente)で、ボネール、シント・ユースタティウスおよびサバ(オランダ領カリブ)と総称される地域の一部である.
ベネズエラの沖合いに位置する面積284km2の島である. アルバ島とキュラソー島と共にABC諸島とも呼ばれている. 島はほぼ平坦で、ブランダ山(240m)が島で最も高い山である. 雨が少なく乾燥している. 島周辺の海はダイビングの宝庫である. 1969年に国立公園に指定された. 世界で最も危険な木と言われるマンチニールが自生しているが、警告表示が無いため沿岸部の木に近づく際に注意が必要である.
地図 - ボネール島 (Bonaire)
地図
国 - ボネール、シント・ユースタティウスおよびサバ
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これらの地域はオランダ王国の構成国(自治領)ではなく、構成国の一つであるオランダ(オランダ本国)の一部に位置づけられている. しかし、法制度や経済などの面でヨーロッパのオランダ本土とは運用が異なり、通貨もユーロではなく米ドルが用いられる. 欧州連合 (EU) には2015年まで 特別地域として 留まる. ボネールとサバは特別自治体であり、シント・ユースタティウスもかつては特別自治体であったが、2018年にオランダ本国が島政府の運営を問題視し直接統治に乗り出したため、自治権は失われている(後述).
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
---|---|---|---|
USD | アメリカ合衆国ドル (United States dollar) | $ | 2 |