ボネール島(ボネールとう、Bonaire)は、カリブ海南部のベネズエラ沖合にあるオランダ領の島。ボネールとはアラワク諸族のカケティオス語の言葉で、低い土地を意味するBonayからなる。スペイン、ポルトガルはBojnajと呼び、後にスペリングを変更してボネールとなった。フラミンゴの生息地として知られ、「人間よりフラミンゴのほうが多い」といわれる 。
行政上のボネールの領域にはボネール島のほか、クレイン・ボネール島などの属島も含まれる。オランダの特別自治体(bijzondere gemeente)で、ボネール、シント・ユースタティウスおよびサバ(オランダ領カリブ)と総称される地域の一部である。
ベネズエラの沖合いに位置する面積284km 2 の島である。アルバ島とキュラソー島と共にABC諸島とも呼ばれている。島はほぼ平坦で、ブランダ山(240m)が島で最も高い山である。雨が少なく乾燥している。島周辺の海はダイビングの宝庫である。1969年に国立公園に指定された。