アゼルバイジャン・マナト

アゼルバイジャン・マナト
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マナト(manat)はアゼルバイジャンの通貨単位. ISO 4217コードはAZNである. 補助通貨はケピック(qəpik)で、1マナト=100ケピックである. マナトとはロシア語で硬貨を意味するモネタ(монета、Moneta)からの借用語である. ソ連時代には、ルーブル紙幣の裏側にトルクメン語とアゼルバイジャン語でマナトと書かれていた.

アゼルバイジャン・マナトの記号である₼()は、Unicode 7.0以降に収録されている. mやman.ман.などの文字で代用されることもある.

アゼルバイジャン民主共和国とアゼルバイジャン社会主義ソビエト共和国によって、1919年から1923年の間に独自の通貨が発行された. この通貨はアゼルバイジャンではマナト、ロシアではルーブルと呼ばれた. 後にアゼルバイジャンがザカフカース社会主義連邦ソビエト共和国の一部となると、ザカフカース・ルーブルに替わった. この時期のアゼルバイジャン・マナトには補助通貨がなく、また紙幣しか発行されなかった.

  • アゼルバイジャン
    アゼルバイジャン共和国(アゼルバイジャンきょうわこく、Azərbaycan Respublikası)、通称アゼルバイジャン は、ユーラシア大陸のコーカサス地方、カスピ海西岸にある国家である. 首都であり最大の都市はバクー.

    東ヨーロッパと西アジアの交差点に位置し 、東にカスピ海、北にロシア、北西にジョージア、西にアルメニア、南にイランに囲まれている. ナヒチェヴァンの飛び地は、北と東にアルメニア、南と西にイランに囲まれ、北西にはトルコとの国境が10km(6.2マイル)がある.