カタール・リヤル

カタール・リヤル
رق
カタール・リヤル(アラビア語:ريال قطري リヤール・カタリー、英語:Qatari Riyal)はカタールの通貨単位で、QRまたはQARで記される. 補助単位はディルハム(Dirham)で、1リヤル=100ディルハム.

1966年まで、カタールでは通貨として「湾岸ルピー」としてのインド・ルピーが使われていた. インドがルピーの通貨切り下げを行った際、カタールを初めとした湾岸諸国は独自通貨の導入を試みた. カタールはまずサウジアラビア・リヤル(Saudi Riyal)を導入した後、カタール・ドバイ・リヤル(Qatar and Dubai Riyal)を導入. サウジアラビア・リヤルは1.065ルピー、カタール・ドバイ・リヤルは切り下げ前の1ルピーと同価とされた.

1973年までは、カタールとドバイはリヤルを共同で発行していた. しかしドバイがアラブ首長国連邦に参加したため、カタールは単独でカタール・リヤルを発行することとなった.

  • カタール
    カタール国(カタールこく、دَوْلَةُ قَطَر、Dawlat Qaṭar、ダウラト・カタル)、通称カタールは、西アジアに位置する国家.

    中東のアラビア半島北東部に位置するカタール半島を領土とし、南はサウジアラビアと国境を接し、残りの領土はペルシャ湾に囲まれている.