クーナ
kn
クーナ(kuna)は、2022年までクロアチア共和国で流通していた法定通貨である. 略称はHRK. 補助通貨単位はリパ(Lipa)で、1クーナ=100リパ. 1クーナ=約19円(2022年12月現在). ISO 4217コードはHRK.クーナはクロアチア語で動物のテンを意味し、リパは同じくクロアチア語でリンデンを意味する. スロバキアやチェコで使われている通貨単位のコルナとは関係はなく、中世にテンの毛皮が貿易に使われていたことに由来している.
1990年代初めのクロアチア独立時に一時、ユーゴスラビアディナールに代えて、クロアチアディナールが使われていた. その後、1994年より、クーナが新しい通貨として流通するようになった.
2020年7月10日、ブルガリア・レフと同時にERM2加盟が承認された.
2023年1月1日、ユーロが導入された.