レンピラ (通貨)

レンピラ (通貨)
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レンピラ(Lempira)は、ホンジュラスの通貨単位. 国際通貨コード(ISO 4217)は、HNL. 補助通貨単位はセンタボ(Centavo)で、1レンピラ=100センタボ. それぞれ、日本語ではレンピーラ、センターボと記載することもある.

レンピラという名前は、スペイン人と戦ったレンカ族のリーダー、レンピラに由来している. ホンジュラスの英雄の1人であり、赤で印刷された1レンピラ紙幣と20、50センタボ硬貨のデザインになっている.

レンピラは、これまで使用されていたペソと同価で1931年に導入された. 1980年代の末頃に2レンピラが1米ドルに相当していたため、20センタボ硬貨を10セント硬貨と同じようにダイム(daime、英語での綴りとは違う)と呼ぶようになった.

2011年7月から米ドルとの交換レートを為替バンド制に戻し、毎週の中心相場から上下7%の変動を許容している.

2013年8月現在では、1米ドル=20.4543レンピラ、1レンピラ=4.7857円.

  • ホンジュラス
    ホンジュラス共和国(ホンジュラスきょうわこく、República de Honduras)、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部にある共和制国家. 西はグアテマラ、南西はエルサルバドル、南東はニカラグアと接しており、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面している.

    国境は、グアテマラとは1933年にアメリカ合衆国の仲裁により、エルサルバドルとは1992年、ニカラグアとは2007年の国際司法裁判所の裁定により確定した.