インドネシア語
インドネシア語(インドネシアご、Bahasa Indonesia)は、インドネシア共和国の言語. 同国の国語である.
もともとインドネシア語は、独立前のオランダ領東インド時代、さらにそれをさかのぼる交易の時代にマラッカ海峡の東西両岸およびその周辺海域で用いられていた交易語(リングワ・フランカ)の海峡マレー語であった. まず、オランダ領東インド時代に独立運動のなかで民族の統一言語としてマレー語のリアウ州の一方言をベースに作られ、インドネシア建国時に、共通語による"多言語国家での国民統一"のため国語に制定された. マレーシア語と共通部分が多く、お互いにかなりの部分で通じ合う. 但しインドネシア語にはジャワ語などの地方語、旧宗主国オランダのオランダ語などの借用語が多く見られ、その部分では異なっている.
オーストロネシア語族マレー・ポリネシア語派に属し、タガログ語(フィリピン語)とも類似点が数多く見られる. 形態論上では日本語と同じく膠着語に分類される.
もともとインドネシア語は、独立前のオランダ領東インド時代、さらにそれをさかのぼる交易の時代にマラッカ海峡の東西両岸およびその周辺海域で用いられていた交易語(リングワ・フランカ)の海峡マレー語であった. まず、オランダ領東インド時代に独立運動のなかで民族の統一言語としてマレー語のリアウ州の一方言をベースに作られ、インドネシア建国時に、共通語による"多言語国家での国民統一"のため国語に制定された. マレーシア語と共通部分が多く、お互いにかなりの部分で通じ合う. 但しインドネシア語にはジャワ語などの地方語、旧宗主国オランダのオランダ語などの借用語が多く見られ、その部分では異なっている.
オーストロネシア語族マレー・ポリネシア語派に属し、タガログ語(フィリピン語)とも類似点が数多く見られる. 形態論上では日本語と同じく膠着語に分類される.
国
-
インドネシア
島嶼国家であるため、その広大な領域に対して陸上の国境線で面しているのは、ティモール島における東ティモール、カリマンタン島(ボルネオ島)におけるマレーシア、ニューギニア島におけるパプアニューギニアの3国だけである. 海を隔てて近接している国家は、パラオ、インド(アンダマン・ニコバル諸島)、フィリピン、シンガポール、オーストラリアなど. 南シナ海南部にあるインドネシア領ナトゥナ諸島はインドシナ半島や領有権主張が競合するスプラトリー諸島と向かい合う. -
東ティモール
島国であり、小スンダ列島にあるティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、飛地オエクシで構成されている. 南方には、ティモール海を挟んでオーストラリアがあり、それ以外はインドネシア領東ヌサ・トゥンガラ州(西ティモールを含む)である.