ビスラマ語

ビスラマ語
ビスラマ語(ビスラマご、Bislama)は、メラネシア・ピジンに分類される一言語. バヌアツ共和国の公用語. 英語とフランス語が交じり合い、変化して生まれた言語. 正書法はまだ確立していない.

Bislamaの名は、ポルトガル語で「海のちびすけ」を意味したアカミシキリ(ナマコの一種)の呼称bicho do marがフランス語を経てピジン化したもの.

  • 共同統治領ニューヘブリディーズ
    共同統治領ニューヘブリディーズ(きょうどうとうちりょうニューヘブリディーズ、New Hebrides Condominium、Condominium des Nouvelles-Hébrides)とはニューヘブリディーズ諸島を領域としていた共同統治領である. 英仏合同海軍委員会領であった地域を英仏共同統治とする形で設置された.

    共同統治領である為、イギリス及びフランスのそれぞれから任命された担当者がいた. 共同統治政府も両国政府からの出向者で構成されており、郵便サービス、公共ラジオ局、公共事業、インフラ、国勢調査などの権限はすべて両国が共に行使していた.