ナウル語

ナウル語
ナウル語(ナウルご、dorerin Naoero)は、オーストロネシア語族のミクロネシア語派に属する言語のひとつ. ナウルで話されている. 約7000人がこの言語を話し、それはおおむねナウルの人口の50%である. ほとんどのナウル語話者は、英語を話すバイリンガルである. ISO 639の言語コードは'na'ないし'nau'である.

1907年に、フィリップ・デラポルトは、独ナウル・ポケット事典(Taschenwörterbuch Deutsch-Nauruisch)を発行した. この辞書は小さく(10.5×14cm)、65ページで、用語といくつかの句がドイツ語のアルファベット順に並んでいる. およそ1650のドイツ語の単語がナウル語に訳され、しばしば句や同義表現の注釈が添えられている. 1300のユニークなナウル語の表現が注釈にあり、派生した句を含み、ダイアクリティカルマークを無視している. アクセント記号は通常と違っている. チルダのみが現在と一致している.

このほかにフランス人宣教師のアロイス・カイザーが現地に滞在しナウル語の研究を行っている.

  • ナウル
    ナウル共和国(ナウルきょうわこく、ナウル語: Repubrikin Naoero)、通称ナウル(ナウル語: Naoero)は、太平洋南西部のナウル島を領土とする共和国である.

    かつては、リン鉱石の輸出によって栄えた. 1980年代には太平洋地域で最も高い生活水準を享受し、公共料金や税金は無料という生活を謳歌していた. しかし、リン鉱石の枯渇により1990年代後半から経済が破綻状態となり、再建に向け模索が続いている.