中華民国の国旗

中華民国の国旗
中華民国の国旗(ちゅうかみんこくのこっき)は、左上が青地でその中心に白い太陽が描かれており、残りが赤地の旗. 青天白日満地紅旗(せいてんはくじつまんちこうき、青天白日滿地紅旗、、チンティエンバイリーマンディーホンチー)と呼ばれる国旗の左上に描かれている青天白日の紋章は、中華民国の国章であり、中国国民党の党章にも使われる. 青・赤・白の3色は孫文の唱えた三民主義(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来し、青は民権主義で正義を、赤は民族主義で自由と独立を、白は民生主義で友愛を象徴する. 青は空(青天)を、太陽(白日)の光芒は十二刻を表わし、通称「青天白日旗」と呼ばれる.

青天白日旗は1895年に広州の武装蜂起の際に作られ 、中華民国の現在の国旗は、1928年に蔣介石が中華民国南京国民政府(今日の中華民国政府の前身)を成立させた際に初めて正式に採用された. 1974年から2010年までのミャンマー(当初の国名はビルマ)国旗と似たデザインである.

青天白日満地紅旗は青・赤・白の3色で構成されているが、これは孫文の三民主義(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来しており、青は民権主義と同時に自由と正義を、赤は民族主義と同時に革命に身を捧げた人々の血を、白は民生主義と同時に平等と友愛をそれぞれ象徴している. 同時に、青天白日の紋章は、青は空を、12本の光芒からなる白日(白い太陽)は1年の12か月と十二支、十二宮、十二刻を表し、中華民国の絶え間ない進歩を象徴している.

中華民国は1928年から1989年まで国民党一党独裁下にあった. 1989年に政党結社が自由化されると、中華民国の政治体制は徐々に民主化され、1996年中華民国総統選挙から台湾地区(中華民国政府の実効統治地域)の住民による総統の直接選出が始まり、2000年の総統選挙で民主進歩党が政権を握り、2008年の総統選挙で国民党が与党に復帰する政権交代が起こった. 2016年の総統選挙では民進党が政権を奪回したが、この間も含め青天白日満地紅旗は一貫して中華民国の国旗であり続けている.

国旗
中華民国の国旗
国 - 中華民国

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中華民国(ちゅうかみんこく、)は、東アジアに位置する共和制国家. 実効支配している領土の大半が台湾島であることと、中華人民共和国が「一つの中国」原則を唱えている政治情勢により、「台湾」(たいわん、)が通称として国際的にしばしば使用されている. 首都は台北市.

アジアで2番目の共和国 として1912年に大陸地区で成立したが、国共内戦で中国共産党に敗れて大陸地区から放逐され、1950年 以降は台湾省の全域 と福建省の極一部の島嶼(台湾地区)、大陸時代には海南特別行政区に属していた東沙諸島と南沙諸島の太平島・中洲島 を実効支配する海洋国家となった. 台湾地区は、日本やフィリピン、中華人民共和国と領海を接する.