地図 - カリアク島・プティトマルティニーク島 (Carriacou and Petite Martinique)

カリアク島・プティトマルティニーク島 (Carriacou and Petite Martinique)
カリアク島・プティトマルティニーク島(カリアクとうおよびプティトマルティニークとう、Carriacou and Petite Martinique)はグレナダの属領(Dependency)である. カリブ海のグレナディーン諸島のうち、カリアク島とプティト・マルティニーク島および周辺の島嶼から成る. 中心地はカリアク島にあるヒルズボロ. 両島は主権国家のセントビンセント・グレナディーンとの国境に近接しており、プティトマルティニーク島とセントビンセント・グレナディーン領プティ・セントビンセント島間は1キロメートルにも満たない. 面積は34平方キロメートル、人口は6,010人(2019年推計 ). 自治地域と位置付けられているが、現時点では独自の政府を持っていない.

別名は南部グレナディーン諸島(Southern Grenadine Islands)で 、同諸島をセントビンセント・グレナディーンと南北に分割していることに由来する. カリアク島は先住民カリブ族言葉のKayryouacouが由来で珊瑚礁の土地を意味し、プティトマルティニーク島はマルティニーク島から来たフランス人漁師がプティ(小さな)マルティニークと名付けた事による.

500年から1000年頃にはアラワク族やカリブ族など先住民が居たとされている. 1656年グアドループからフランス人宣教師ジャン・バティステ・デュ・テルトルがカリアク島に訪問し、フランス人の漁師により、入植. 1720年海賊のバーソロミュー・ロバーツが島付近でフランス船を襲うようになる. 1756年正式にイギリスの植民地となる. プティトマルティニーク島は1700年代、マルティニーク島から来たフランス人漁師ピエールにより初入植. 1791年にセントビンセントとグレナダとのグレナディーン諸島の分割がされ、カリアク島とプティトマルティニーク島はイギリス領グレナダの一部の領土となる. 1974年にグレナダが独立. カリアク島とプティト・マルティニーク島は共にカリアク島・プティトマルティニーク島としてグレナダに属する独自の地方行政区分となる.

 
地図 - カリアク島・プティトマルティニーク島 (Carriacou and Petite Martinique)
国 - グレナダ
グレナダの国旗
グレナダ(Grenada、グレナダ・クレオール語: Gwenad)は、カリブ海の小アンティル諸島南部にある立憲君主制国家. 首都はセントジョージズである.

英連邦王国のひとつであり、イギリス連邦加盟国. 島国であり、海を隔てて北にセントビンセントおよびグレナディーン諸島、北東にバルバドス、南にトリニダード・トバゴとベネズエラがある.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
XCD 東カリブ・ドル (East Caribbean dollar) $ 2
ISO 言語
EN 英語 (English language)
Neighbourhood - 国  
行政区画
都市, 村落,...