キュステンディル (Obshtina Kyustendil)
キュステンディルはブルガリア有数の温泉観光地であり、標高は500メートル程度である. キュステンディルはオソゴヴォ山(Осогово Osogovo)のふもとにあり、バンスカ川(Banska)の両岸に広がり、温泉療法と果物の生産の町となっている. 町のトラキア語でのかつての呼称はパウタリア(Pautalia)であり、泉の町を意味する.
キュステンディルには40を超える鉱泉がある. 温泉の成分には亜硫酸塩化合物が含まれる. それらは運動器系や、婦人病などの疾患に効用があるとされる. 観光地帯には複数の温泉や、温泉療養の施設などがある.
ブルガリアの首都ソフィアから90キロメートル、ブラゴエヴグラトから69キロメートル、北マケドニア共和国との国境から22キロメートルのところにある. ローマ人によって築かれた要塞がある. バシリカとモザイクの床が発掘された.