地図 - ギザの大スフィンクス (Sphinx)

ギザの大スフィンクス (Sphinx)
ギザの大スフィンクス(Great Sphinx of Giza)は、巨大なスフィンクスの石像である. 古代エジプトの古王国時代に作られ、カイロ郊外、ギザのギザ台地の、三大ピラミッドのそばにある.

一般には単に「スフィンクス」と呼ばれることも多い. 現代アラビア語では「أبو الهول(Abu al-Haul)」で、「畏怖の父」の意味. 発音は標準アラビア語でアブ・ル・ハウル(Abul-Haul)、エジプト方言ではアブル・ホール(Abul-Hool)となる.

全長73.5m、全高20m、全幅19m. 一枚岩からの彫り出しとしては世界最大の像である.

石灰岩の丘を彫り下げたもので、四角い窪地の中に位置している. 窪地を作る際に切り出された石灰岩は大スフィンクスの傍の神殿を建造する石材に使われている.

ハンマーを用いて、長い時間をかけて彫り出されたと考えられている.

太古にはギザ台地は海の底であり、石灰質の生物の死骸が長い時間をかけて堆積し、その後隆起し、石灰岩の台地が形成された. そのためギザ台地の石灰岩は硬い層と柔らかい層が交互に積み重なっている. 胴体の凸凹は硬い層より柔らかい層が風化により差別侵食された結果である. それに加え、ギザ台地はその由来から塩分を多く含み、毛細管現象により表面に析出した塩分が膨張することで表面が脆くなって剥離し、大スフィンクスは建造以来常に、そして現在も、崩壊し続けている. そのためその歴史において度々修復されており、そのおかげでかろうじて現存しているともいえる.

 
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国 - アラブ連合共和国
エジプトの国旗
アラブ連合共和国(アラブれんごうきょうわこく、, United Arab Republic, 略称UAR)は、1958年にエジプト共和国が、シリア共和国と連合し作られた国家である. アフリカ大陸の北東部分およびアジア大陸の西側に位置した飛び地国家で、人口はエジプト2,598万人、シリア457万人(1960年センサス)、面積1,186,630km2(エジプトとシリアの合計)であった. 首都はカイロ. しかし、1961年にシリアが連合を離脱したのに伴い、連合は解体した. エジプトは1971年までこの名を名乗り続けたが、現在ではエジプト・アラブ共和国(エジプト)となっている.

通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
EGP エジプト・ポンド (Egyptian pound) £ or جم 2
ISO 言語
AR アラビア語 (Arabic language)
FR フランス語 (French language)
EN 英語 (English language)
Neighbourhood - 国  
  •  スーダン 
  •  リビア 
  •  イスラエル