地図 - サン・ヴィセンテ島 (Concelho de São Vicente)

サン・ヴィセンテ島 (Concelho de São Vicente)
サン・ヴィセンテ (São Vicente、ソタヴェント・クレオール語: 、バルラヴェント・クレオール語: )は、カーボベルデ共和国のバルラヴェント諸島を構成する島の1つである. サント・アンタン島とサンタ・ルシア島の間にある. 島の基礎自治体はサン・ヴィセンテのみである. 島の名は、聖サラゴサのヴィセンテにちなむ. 人口は約7万人. 1462年にポルトガル人が初めて上陸したが、水資源が極めて限られていたことから長らく人間の集住は行われずもっぱら牧草地としての利用がされていた.

島は東西24キロメートル、南北16キロメートルで、ずんぐりとした凸凹のある菱形に近い形をしている. 西部、南西部、南部、東中央、北部の山地には高原が含まれる. 北部中央、中央部、カルアウ東部、バイーア・ダス・ガタス北部は平野である. 行政中心地であるミンデロは北部にある. 島の大半は森林が切り払われた状態にある.

本来は火山性の島であるにもかかわらず、島は大規模な浸食にさらされて久しく、土地は比較的平坦である. 同島には、カラ山やトポナ山と言った幾つかの山が存在しているものの、その中で標高が最も高い北東中央部のベルデ山でも海抜725メートルしかない. それでもいくつかの火口をカラ山やトポナ山の山頂付近に見ることができる.

 
地図 - サン・ヴィセンテ島 (Concelho de São Vicente)
国 - カーボベルデ
カーボベルデ共和国(カーボベルデきょうわこく)、通称カーボベルデは、大西洋の中央、北西アフリカの西沖合いのマカロネシアに位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる共和制の国家. 首都はプライア.

カーボベルデは群島で構成されている島国である. 15世紀までは無人の状態であったがポルトガルの探検家により、この群島が発見されて以降に入植計画が立ち上げられ、熱帯地方における最初期のヨーロッパ人入植地として確立したのを機に15世紀から1975年までポルトガル領となった. 独立に際してアフリカ大陸部のギニアビサウと連邦を形成する計画があったが、1980年に同国で発生したクーデターによって頓挫し、現在に至っている.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
CVE カーボベルデ・エスクード (Cape Verde escudo) Esc or $ 2
ISO 言語
PT ポルトガル語 (Portuguese language)
Neighbourhood - 国  
行政区画
国, ステート, 地域,...
都市, 村落,...