テレマルク県 (Telemark fylke)
ノルウェーの南西に位置し、ハダンケル地域からスカゲラク海峡まで続く. 海岸線はランゲサンスフィヨルド (Langesundsfjorden) からジェーネストアンゲン (Gjernestangen)、 さらにアウストアグデルまで続いている. 地形は起伏に富み、多くの丘や谷がある.
シーエン、ポースグラン (Porsgrunn)、ノトッデン、リューカン (Rjukan)、クラーゲリョーなどに人口が多い. スタテレ (Stathelle)、ウレフォス (Ulefoss)、ブレヴィク (Brevik)、ランゲサン (Langesund)、ボー (Bø)、フィレスダル (Fyresdal)、ヴィニェ (Vinje) などの都市も有名である.
1919年まではブラッツベリ県 (Bratsberg amt) という名前であった. 知事の赴任地であったブラッツベリ (Bratsberg、brattr が眠るを意味し、berg が山を意味する)にちなんで名づけられていた.
現在の地名の命名の由来は Þelamörk であり、前半は þelir で、これは古ドイツにいたと考えられる民族の名前であり、後半の mörk は森林地帯や、国境地帯を現す.
現在あるスポーツやレジャーとしてのスキーが確立された地であり、19世紀中頃に「近代スキーの父」であるが編み出したスキーの技術はこの県にちなんで、テレマークと名づけられている. ノルディックスキーの基本となるものである.
県章は旧時代の戦斧を表しており、1970年に制定された.
地図 - テレマルク県 (Telemark fylke)
地図
国 - ノルウェー
ノルウェーの国旗 |
地理としては国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、すなわちスカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している. 海岸線には、多くのフィヨルドが発達する. このほか、ノルウェー本土から約1,000キロ離れた北大西洋上のヤンマイエン島は固有の領土の一部として領有され、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している. 南大西洋にブーベ島を属領として持つ.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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NOK | ノルウェー・クローネ (Norwegian krone) | kr | 2 |