ハガニア (Hagåtña Municipality)
Hagåtña ハガニア はスペイン植民時代以前からグアムでも有数の町であった. 1668年に最初のスペイン宣教団 Padre San Vitores が訪れた. 酋長の Kepuha の家族は、グアム最初の教会の建設の為に Padre San Vitores に土地を提供した.
スペインの統治下では、グアムとマリアナ諸島の先住民族はハガニアへの移住を強制された. スペイン統治時代の建物の遺構は、スペイン広場の大司教区の大聖堂の傍に残っている. また、スペイン到来以前の時代の、ラッテ・ストーンはラッテ公園にある.
1898年の米西戦争時にグアムはスペインからアメリカ合衆国に割譲され、「アガナ」(Agana、英語表記)はアメリカ海軍行政下に置かれた. 1940年までに街の人口は10,000人にまで増加し、島の人口の約半数が住んでいた.
第二次世界大戦では日本軍が占領. 明石市と改名して四年半の間、統治した. その後アメリカ海軍が奪回したが、米艦隊からの艦砲射撃により街は著しく破壊された. 戦前の居住者の多くはグアム島の他の地域に移住した. アメリカ海軍のグアム再建計画の一環として、直線的な通りからなる新街区が旧市街の上に建設され、現在の都市の発展の契機となった.
ハガニアにはグアムの政府が置かれ、歴史的地区は多くの観光客を惹きつけている. 1998年に首都の名前を、アガナからよりチャモロ語に近いハガニアに変更した.