プラチュワップキーリーカン県 (Changwat Prachuap Khiri Khan)
プラチュワップはマレー半島の北部にあり、タイの県の中でも格別に狭くなっている. 特に県庁所在地の南部においてはタイランド湾からミャンマー国境までは、13kmしかなく、面積は群馬県とほぼ同じ.
タイランド湾側の海岸は砂浜が広がっている. そこで、ラーマ7世はここにクライカンウォン宮殿という離宮を建造した. その後、特に隣のペッチャブリー県の一部地域を含めたチャアム=フワヒンを中心に海岸が開発されレジャーが発達した. 一方で海岸から険しい山までの距離が短く、1,494メートルもあるルワン山がある.
県内には1966年に設置されたカオ・サームローイヨート海洋国立公園があり、タイで最大の淡水湿原を有する. また、公園内にはマングローブ林や泥地帯もある.