マタンサス州 (Provincia de Matanzas)
石油採掘施設、製油所、スーパータンカーの造船所に加え、21箇所もの砂糖工場を有す国内で最も工業化された州である.
キューバの州のなかで二番目に大きい. 平坦で、最高地点でも海抜は380mしかない. 北西側の海岸はビーチもいくつかあるが岩がちで、北東側には海岸沿いに低木林やマングローブが生育している. 沖にはサバーナ=カマグエイ群島に属するキーと呼ばれる小島が多く浮かぶ. キューバ最北端のイカコス半島もこの州に属する.
南海岸ではキューバで最も独特な風景が見られる. サパータ半島にはサパータ沼という非常に大きな沼があるが、ピッグス湾事件で知られるコチーノス湾はこのサパータ半島の東側の海域を指す.