ラブアン (Labuan)
マレー語でラブアンは「良港」を意味し、正式には連邦領ラブアン (Wilayah Persekutuan Labuan) と称する. 中国語では納閩と記される. 面積は85平方キロメートルで、中国の香港特別行政区の香港島よりわずかに大きい.
島の中心はバンダル・ラブアン (Bandar Labuan) で、首都のクアラルンプールやボルネオ島最大の都市コタ・キナバルと国内線やフェリーで結ばれている.
もともとリゾート地として人気があったが、1990年マレーシア連邦政府によりオフショア会社法が制定され、ラブアン・オフショア金融サービスセンター (LOFSA) が設立された. 現在マレーシアのオフショア金融センターないし租税回避地として東南アジアや中東の注目を集めている.