シュティプ (Opština Štip)
シュティプはラカヴィツァとオヴチェ・ポリェ、コチャニ低地の交わる場所にある. シュティプにはマケドニア共和国では2番目に長いブレガルニツァ川とオティニャ川が流れ、この二つの川は町の中心部を横切っている. イサル丘には中世初期の要塞が頂上を占め、市街を見下ろし「イサールの麓の町」と良く言われている. 極端な気温の上昇により周辺部では森林破壊が起こっており、夏には32℃まで上がり日によって40℃以上になることも良く起こっている. 冬は2ヶ月以下と短く、穏やかで通常-2℃程度まで下がるが時折、-10℃まで下がることもある. 春は2月頃に始まり植物が芽吹くが5月頃まで雪が突然降ることもある. 土壌はほとんどが砂質で、ツルヴェニツァ(Црвеница/crvenica)と呼ばれる赤土の部分が広く占めておりこれは多くの割合で鉄分が含まれていることを示している. シュティプの範囲は東はプラチュコヴィツァ、南東部はブレガルニツァ川、北側はブレガルニツァ川によって形成された沖積平地までである.
地図 - シュティプ (Opština Štip)
地図
国 - 北マケドニア
北マケドニア共和国は、地理的にはマケドニアと呼ばれてきた地域の北西部にあり、現在ではマケドニア地域全体の約4割を占めている. 残りの約5割はギリシャに、約1割はブルガリアに属している. また歴史上、北マケドニア共和国の多数民族はマケドニア人と自称・他称されるが、彼らはスラヴ語の話し手で南スラヴ人の一派であり、ギリシャ系の言語を話していたと考えられる古代マケドニア王国の人々と直接の連続性はない. これらの理由から、1991年の独立当初の国名(マケドニア共和国)をめぐり、ギリシャとの間で後述するような国名論争(マケドニア呼称問題)が生じた.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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MKD | マケドニア・デナール (Macedonian denar) | ден | 2 |