清代には黒竜江将軍が駐在し黒竜江地区の中心地として繁栄したが、清末東清鉄道が建設されると、物流の拠点がハルビン市に移行し、新中国成立後は黒竜江省都もハルビン市に移転した. 現在でも黒竜江省西部の政治、経済、文化の中心である. 市名は満州語ではチチガル・ホトン(、転写:Cicigar Hoton)で辺境あるいは天然の牧場の意味である. また市域には十数種の鶴が生息する有名な湿地・ジャロン自然保護区があり、鶴城とも呼ばれる.
黒竜江省西北部の嫩江平原に位置し、西は内モンゴル自治区のフルンボイル市、北は黒河市、東は綏化市、南は吉林省白城市と接する. 市域の北部と東部は小興安嶺の南麓に当たり、中部と南部は嫩江沖積平原である. 嫩江が市内を南へ流れている.