寛甸満族自治県 (Kuandian)
明代には、遼東都指揮使司東寧衛に属する.
清朝により鳳凰直隷庁の下部に設置された寛甸県を前身とする. 中華民国が成立すると1912年(民国元年)に奉天省に移管された. 満州国崩壊後の1945年(民国34年)、中国共産党は安東第四公暑和第四軍分区の下に寛甸県人民政府を設置、しかし翌年には中国国民党が実効支配を回復、1947年(民国36年)6月に再び共産党が占領すると県人民政府が再設置され安東省(1949年に遼東省、1954年に遼寧省に移管)の管轄とされた. 1989年4月に寛甸満族自治県に改編され現在に至る.